ミナのひとこと条件なしの高金利は魅力ですが、適用範囲をはっきり分けると誤解が減ります。
あおぞら銀行BANK普通預金は100万円まで1.00%|条件なしで使う前に見る3点

この記事を書いた人:ミナ
固定費と待機資金を分けて考えるのが得意です。普通預金の金利は小さく見えますが、条件がない商品は比べやすいので、数字をそのまま見ます。
あおぞら銀行のBANK普通預金は、残高100万円まで年1.00%(税引前)です。2026年7月1日から適用されていて、ステージ判定や他サービスの利用条件はありません。普通預金としてはかなり見やすい条件なので、生活防衛資金の置き場として検討する人が増えています。
CONTENTSこの記事の目次
先に結論
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 100万円以下 | 年1.00%(税引前) |
| 100万円超 | 超えた部分は年0.65%(税引前) |
| 条件 | ステージ条件なし、他サービス条件なし |
| 別商品 | BANKアプリ限定貯蓄預金は年0.65% |
| 確認方法 | 公式の金利案内と利息シミュレーション |
数字はどう見る?
一番大事なのは、口座全体が1.00%になるわけではないことです。100万円までの部分だけが1.00%で、100万円を超えた分は0.65%になります。たとえば150万円を預けるなら、100万円部分と50万円部分を分けて見る必要があります。
また、普通預金(BANK)とBANKアプリ限定貯蓄預金(The Savings)は別です。似た名前ですが、金利も役割も違うので、一覧で見たときに混ぜない方が迷いません。
見落としやすい条件
- 100万円を超えると1.00%のままではないです。超過分は0.65%になります。
- 金利は税引前です。手取りは少し下がるので、比較するときは税引後で見た方が安全です。
- 変動金利です。今の金利がずっと続く前提ではなく、将来変わる可能性があります。
- 条件なしでも、口座種別はBANK普通預金です。銀行のどの普通預金でも同じではありません。
- 利息シミュレーションページがあるので、預入額ごとの違いを一度見ておくと判断しやすいです。
どう使うと相性がいいか
この商品は、すぐ使う予定はないけれど、いざというときに引き出せる場所へ置いておきたいお金と相性がいいです。定期預金のように期限を固定しなくても、普通預金で一定の金利を取りにいけるのは素直に使いやすいです。
逆に、100万円をかなり超える余裕資金を長く寝かせるなら、別の置き場所と比べた方が納得しやすいです。金利が高いからといって、全額をひとまとめにする必要はありません。
税引後でいくら増えるか
金利の数字は、そのまま手取りにはなりません。預金利息には20.315%の税金がかかり、差し引かれた額が入金されます。100万円を1年間預けた場合で見ます。
| 税引前 | 100万円 × 1.00% = 10,000円 |
|---|---|
| 税金 | 10,000円 × 20.315% = 約2,032円 |
| 手取り | 約7,968円 |
年0.40%の銀行に同じ100万円を1年置いた場合と比べると、税引後の差は約4,781円です。金額そのものは大きくありませんが、条件達成もアプリ操作も要らず、置いておくだけで付く差です。取りこぼす理由はありません。
逆に言えば、この差のために振込手数料やカード年会費が増える構成にすると、簡単に打ち消されます。金利だけでなく、手数料の側も並べて見てください。
金利以外に効いてくる手数料
BANKは手数料の条件が単純で、取引状況によるランク判定がありません。
- 他行宛の振込が月9回まで無料。口座開設月の翌々月以降、取引状況に関係なくすべての利用者が対象です
- ゆうちょ銀行ATMの入出金手数料が無料。コンビニATMより拠点は少ないものの、回数を気にせず使えます
- Visaデビットの利用額に応じたキャッシュバックがあります
「ランクを上げないと無料回数が増えない」タイプの銀行と違い、条件を維持する手間が要りません。金利1.00%そのものより、維持コストがほぼゼロであることが実際の使いどころだと思います。
金利は固定されていない
普通預金の金利は変動します。あおぞら銀行も2026年2月2日に、残高100万円以下に適用される円普通預金(BANK)の金利を改定しています。2026年9月時点では年1.00%が維持されていますが、「1.00%だから」で資金の置き場を固定しない方が安全です。
預け入れる前と、その後は年1回程度、公式の金利ページで現在の適用金利を確認してください。定期預金と違い、金利が変わっても個別に通知が来るわけではありません。
向いている人
- 生活防衛資金の置き場所を見直したい人
- 投資の待機資金を、少しでも有利に置きたい人
- 条件達成型ではなく、シンプルな金利で比べたい人
100万円を超える分はどうするか
この金利が適用されるのは残高100万円までです。超えた分には別の金利が適用されるため、まとまった資金をまるごと置く場所としては使えません。適用される金利は公式の金利ページで確認してください。
現実的な使い方は、生活防衛資金のうち100万円をここに置き、それを超える分は定期預金や別の高金利口座へ分けることです。BANKは条件なしで出し入れできるので、すぐ動かせるお金の置き場としては扱いやすい部類に入ります。金利の高さだけで残高を寄せるより、使う予定がある分とない分で口座を分ける方が結果的に取り回しが楽になります。
公式情報
関連リンク
金利や商品条件は変わることがあります。口座開設や預け替えの前に、公式ページの最新表示を確認してください。