ミナのひとこと月額だけで決めず、年額とやめる時の費用まで三つに分けて見ます。
5大経済圏を比較|2人暮らしの家計で年間いくら還元?

こんにちは、ミナです。食料品や日用品がじわじわ上がる今、「どの経済圏に寄せると、うちの家計は本当に助かる?」と考える人は多いはずです。そこで今回は、最大還元や期間限定キャンペーンを抜きにして、同じ2人暮らしの家計を楽天・PayPay・dポイント・au・Vポイント/SBIの5つに当てはめました。
この記事の結論
| 比較した家計 | 2人暮らし、月の生活費30万円。うちカード・QR決済へ寄せやすい支出は12万円 |
|---|---|
| 積立の仮定 | 生活費とは別に、余裕資金で投資信託を月2万円積み立てる場合だけ加算 |
| 同じ条件にそろえた基準値 | 楽天 13,872pt、PayPay 13,320pt、dポイント 13,320pt、au 14,400Ponta、Vポイント/SBI 8,400pt。光熱費18,000円は各カードの公共料金還元率を反映 |
| セブンを月1万円使う場合 | Vポイントは年19,800〜21,000ptの試算。主軸の1%決済と併用すれば年25,200〜26,400ptの試算 |
| 選び方 | 数字が近い3経済圏は、すでに使う店・通信・証券との相性で決める。無理な乗り換えは不要 |
先に結論: 経済圏はこの順で選ぶ
- 一番使う店で選ぶ。 週のスーパー・ドラッグストア、会社帰りの店で無理なく使える決済を最優先にします。
- もう使っているサービスで絞る。 楽天市場、PayPay、dポイント、Ponta、SBI証券など、すでに使うものを活かします。
- 積立は最後に足す。 投資をする目的がある人だけ、楽天証券またはSBI証券のポイントを比較します。
| あなたの生活 | 選ぶ経済圏 | 選ばなくてよいケース |
|---|---|---|
| 家族のスーパー・日用品を楽天市場でも買い、長期積立もする | 楽天 | 楽天市場をほぼ使わず、近所に使いやすい店もない |
| 近所のスーパー・飲食店でPayPayを使え、会計をアプリでまとめたい | PayPay | 現金特価の店が中心で、PayPayを使う場面が少ない |
| dポイント加盟店やドコモ系サービスをすでに使う | dポイント | d払い・dカードとも使う場所が少なく、ポイントの使い道がない |
| Pontaを使う店が生活圏にあり、au PAY・au/UQを使う | au・Ponta | au系サービスもPonta加盟店も使わない |
| セブン‐イレブンを月5,000〜10,000円以上使い、スマホのタッチ決済ができる | Vポイントを主軸またはサブ決済 | 対象店の利用が少ない、カード現物やiDで払いたい |
迷った時の答え: 主婦・子育て家庭は「一番行くスーパーで使いやすいもの」、会社員は「固定費と通勤・昼食で自然に使えるもの」を選んでください。還元率が0.5%高くても、使いにくくて続かなければ年額では逆転します。
30秒診断: あなたはどれから始める?
| この質問に「はい」なら | 最初に見る経済圏 | 今日やること |
|---|---|---|
| 近所のスーパー・ドラッグストアでPayPayが使え、アプリで支出を見たい | PayPay | 普段の買い物一回だけをPayPayクレジットで払い、履歴で金額を確認する |
| 楽天市場で日用品を月1回以上買い、投信積立にも興味がある | 楽天 | 買う予定の品だけをカートに入れ、楽天カードの通常還元と他店の総額を比べる |
| dポイント加盟店・ドコモ系サービスを普段から使う | dポイント | dカードを固定費一件に登録し、翌月の獲得ポイントだけを見る |
| Pontaを使う店が多く、au PAYやau・UQのサービスも使っている | au・Ponta | au IDとPontaの連携状態を確認し、使い道を一つ決める |
| 通勤途中に対象のコンビニ・飲食店があり、SBI証券も使う | Vポイント・SBI | 対象店での支払い方法を確認し、普段のカード利用だけを集計する |
二つ以上当てはまる人へ: いちばん多く使う場所を優先してください。ただしセブン‐イレブンのように還元率の差が大きい店は、月5,000円程度でも主軸と分ける価値があります。「スーパーは主軸、セブンはVポイント」のように、店別の例外を一つ作る方法です。
今日から7日間の実行プラン
| 日 | すること | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 今日 | カード・QR決済の明細を開き、先月のスーパー、スマホ、光熱費の合計だけメモする | 月12万円のうち、寄せられる額が見える |
| 明日 | 一番使うスーパーとドラッグストアで使える決済を確認する | 店のクーポン・現金特価を含め、総額が有利な方法を残す |
| 3日目 | スマホ・ネット回線など固定費を一件だけ選び、ポイント対象を確認して登録する | 毎月の支払いを増やさずに集約できる |
| 7日目 | 余計な買い物が増えていないか、明細とレシートを見直す | 増えていなければ、その経済圏を続ける |
今回つくった「一般的な2人暮らし」の家計
年収や住む地域で家計は変わるため、これは正解ではなく比較のためのモデルです。家賃、現金しか使えない費目、口座振替、保険料などはポイントを追いにくいので、試算から外しました。
| 毎月の項目 | 金額 | 今回の扱い |
|---|---|---|
| 家賃・口座振替・現金支出など | 160,000円 | ポイント試算の対象外 |
| 食費・日用品・光熱費・通信・交通・外食など | 120,000円 | カードまたはQR決済へ寄せられる支出 |
| 生活費合計 | 300,000円 | 年間360万円 |
| 投資信託の積立 | 20,000円 | 生活防衛資金を確保できる人だけ。年間24万円 |
月12万円の「キャッシュレスに寄せる支出」はこう分けた
「毎月12万円をカードで使う」とだけ書かれても、実感がわきにくいですよね。今回は、2人暮らしで無理なくカード・QR決済へ寄せられる支出を、次のように置きました。スーパーでは現金特価の日もあるため、キャッシュレス払いが常に最安とは限りません。
| 支出 | 月額 | 支払いの置き方 | 見るポイント |
|---|---|---|---|
| スーパー・ドラッグストア | 45,000円 | 経済圏のカードまたは対応QR決済 | 店舗独自ポイント、現金特価、クーポン後の総額を先に比べる |
| 電気・ガス・水道 | 18,000円 | 登録したカードで自動払い | カードのポイント対象外・還元率低下がないかを確認 |
| スマホ代・自宅回線・サブスク | 17,000円 | カードでまとめて引き落とし | 通信プランやサブスクを増やさず、明細を月1回見る |
| 交通・ガソリン・タクシー | 12,000円 | 対応するカード・モバイル決済 | 交通系ICへのチャージなど、ポイント対象外になる支払いに注意 |
| 外食・カフェ・コンビニ | 15,000円 | 使える店ではQR決済またはタッチ決済 | 高還元の条件を追いかけて不要な買い物をしない |
| 衣類・雑貨・ネットの定期購入 | 13,000円 | カード決済。必要な月だけ利用 | 送料込みの価格と、他店・公式通販を比較 |
| 合計 | 120,000円 | 年間144万円 | この金額だけを基本還元の比較対象にする |
主婦・子育て家庭の目線: 買い物の手間を増やさず、食費を守る
毎日の買い物で大切なのは、還元率を追いかけて複数のアプリを開くことではありません。いつものスーパー、ドラッグストア、ネットで買う日用品を、使いやすい一つの決済へまとめることです。買い出し前に「今週の予算」と「店のクーポン」を確認し、会計は同じカードかQR決済にする。これだけで食費とポイントを同じ明細で追いやすくなります。
| 場面 | 主婦・子育て家庭の考え方 | 経済圏を使うポイント |
|---|---|---|
| 週末のスーパー | 現金特価・店のクーポンを先に確認。決済は一つに固定 | 店が対応するカード・QR決済を使う。還元のために遠い店へ行かない |
| ドラッグストア | 洗剤・紙類・子ども用品は在庫を見て必要な分だけ | 店舗ポイントと経済圏ポイントを二重に数えず、レシートで実績を確認 |
| ネットの日用品 | 送料込みの価格と近所の店を比較してから購入 | 楽天市場などは、買う予定の品をまとめる時だけ使う |
| スマホ・光熱費 | 口座振替をカードにまとめ、家計簿を一つ減らす | ポイント対象外や還元率が変わらないか年に一度確認 |
| ポイントの使い道 | 日用品、外食、月末の不足分に充て、失効させない | 期間限定ポイントは先に使い、通常ポイントは必要な時まで残す |
主婦・子育て家庭の結論: 楽天ならネット購入と積立、PayPayなら近所の加盟店、dポイントやPontaならよく行く提携店との相性を見ます。いちばん使うスーパーで無理なく払えるものを選ぶのが、家計にはいちばん強いです。
会社員の目線: 通勤・昼食・コンビニを自然にまとめる
会社員は、朝のコンビニ、昼食、帰宅時のスーパー、交通費やスマホ料金のように、小さな支払いが散らばりがちです。ここで大事なのは、還元のために余計なコーヒーやコンビニ利用を増やさないこと。すでに使う支払いだけをスマホのタッチ決済、QR決済、カードのどれか一つに寄せると、平日5分の管理で済みます。
| 場面 | 会社員の考え方 | 経済圏を使うポイント |
|---|---|---|
| 通勤 | 交通系ICへのチャージ、定期代、タクシーは別々に明細を見る | チャージがポイント対象かをカードごとに確認。対象外なら無理に寄せない |
| 昼食・カフェ | 予算を決め、週の利用額を把握する | PayPayや対象店のタッチ決済は、普段の店で使える時だけ選ぶ |
| コンビニ | 緊急の買い物だけにして、日用品はスーパーで買う | Vポイントなどの上乗せは「たまたま対象」の時だけ受け取る |
| 帰宅後の買い物 | スーパーの値引き・クーポンを優先する | 決済手段を一つにして、月の食費をカード明細で把握する |
| 給料日後 | 余裕資金がある時だけ先取りで積み立てる | 楽天証券・SBI証券の積立ポイントは、投資目的が先。ポイントはおまけ |
会社員の結論: PayPayは加盟店の多さ、Vポイント・SBIは対象店と積立、楽天はネット購入と積立の相性を見ます。昼食やコンビニの還元より、固定費と毎週のスーパー支出を一つにまとめた方が年間の家計管理は楽になります。
主婦と会社員で「得した」と感じるラインは違う
| 読者 | いちばん効果が出やすい支出 | 月の目安 | 1%なら年の目安 |
|---|---|---|---|
| 主婦・子育て家庭 | スーパー45,000円 + ドラッグストアを含む日用品 | 45,000円 | 5,400pt |
| 会社員 | スマホ・ネット・光熱費35,000円 + 昼食・コンビニ | 50,000円 | 6,000pt |
これは「ポイントを増やすために使う」金額ではなく、すでに使っている金額での目安です。たとえば主婦ならスーパー分だけを一つの決済に変えて年5,400pt、会社員なら固定費と平日の支払いをまとめて年6,000pt。この小さな実感値がある方が、最大還元の宣伝より家計には役立ちます。
スーパーでの使い方: 「ポイントのために高い店へ行かない」
スーパーで一番大きいのは、還元率より食費そのものです。普段のスーパーが対象のカード・QR決済に対応しているなら、その支払いを経済圏へ寄せるだけで十分です。現金特価が強い日、店独自アプリの値引きが大きい日、カード決済で手数料分が上乗せされる店では、現金を選ぶ方が合理的なこともあります。
- 価格を見る。 まず食品・日用品の税込総額を比較する。
- 店の値引きを使う。 会員価格やクーポンがあるなら、決済ポイントより先に反映する。
- 使える決済を一つ決める。 カード、PayPay、au PAY、d払いなど、レジで迷わない形にする。
- 月末に45,000円を超えていないか見る。 ポイントより予算管理の方が家計への効果が大きい。
スマホ代・光熱費は「自動払い」にして取りこぼしを減らす
スマホ代、インターネット、電気・ガスなどは、毎月の手間を増やさずにポイントを集めやすい支出です。このモデルでは月35,000円を置きました。ただし公共料金や電子マネーへのチャージは、カードごとにポイント対象外または還元率が異なることがあります。登録前と年に一度は、カードの公式案内で対象条件を確認してください。
見落としチェック: 平均還元率より強い5つの例外
経済圏は、全支出を一枚のカードへ集めれば最適になるとは限りません。家計への影響が大きい順に、次の例外を確認します。

| 生活パターン | 有力な例外 | 家計への効き方 | 注意 |
|---|---|---|---|
| イオン・マックスバリュなどをよく使う | 毎月20日・30日にイオンマークのカード、AEON Pay、電子マネーWAON | 対象の買い物が5%OFF。月2万円を対象日に買えば年約12,000円の値引き目安 | 一部対象外店舗・商品あり。日付に合わせた不要なまとめ買いはしない |
| ウエルシアで日用品・薬を買う | 毎月20日に200 WAON POINT以上を利用 | ポイントを1.5倍分利用でき、3,000ポイントなら4,500円分の買い物に使える | 還元率ではなくポイントの使用価値。対象店舗・商品と利用上限を確認 |
| JR東日本・Suicaを日常的に使う | ビューカードでモバイルSuicaへチャージ、定期券・グリーン券を購入 | チャージ最大1.5%、モバイルSuica定期券は通常のビューカードで合計5%、対象のゴールドカードで合計6%など、通常カードより差が出る | 対象カード、商品、登録条件で率が異なる。年会費込みで判断 |
| 電気・ガス・水道が月1〜2万円 | 公共料金だけカードを比較 | 楽天カードは対象公共料金が500円につき1ポイント、PayPayカードとdカードは基本0.5%、au PAYカードは原則1%の案内。固定費でも差が出る | 供給会社・カード・改定日で対象や率が変わる。全支出を一律1%で計算しない |
| 少額決済が多い | 付与単位と集計単位を確認 | 100円・200円単位の切り捨てや、会計ごとか月合計かで実質還元率が変わる | 「最大○%」だけでなく、上限、付与時期、ポイント交換単位も見る |
経済圏に入れるべきなのは、ポイントではなく実質節約額
比較式は「獲得ポイント」だけでは足りません。値引き額 + 獲得ポイントの使用価値 – 年会費 – 決済手数料 – 余計に買った金額で見ます。イオンの5%OFFはポイントではなく即時値引き、ウエルシアは1ポイントの使用価値が上がる仕組みです。これらを同じ1%還元として扱うと、主婦・子育て家庭に本当に合う経済圏を外します。
店別に変える価値がある金額の目安
| 例外 | 月5,000円 | 月10,000円 | 月20,000円 |
|---|---|---|---|
| 1%の主軸から5%OFFへ切替 | 年約2,400円改善 | 年約4,800円改善 | 年約9,600円改善 |
| 1%の主軸から最大10%還元へ切替 | 年最大約5,400pt改善 | 年最大約10,800pt改善 | 年最大約21,600pt改善 |
| 0.5%から1.5%の交通チャージへ切替 | 年約600pt改善 | 年約1,200pt改善 | 年約2,400pt改善 |
5%OFFの行は、比較対象の1%ポイントを差し引いた4%分を改善額として計算しています。最大還元は条件をすべて満たし、対象の買い物だけをした場合の上限試算です。
比較のルール: 最大還元ではなく、普段どおりの還元だけ
- キャンペーンは0円で計算。 期限、エントリー、抽選、地域限定は比較から外します。
- 年会費のあるカードは使わない前提。 年会費を払うカードや料金プランを選ぶ場合は、還元額から差額を引く必要があります。
- 高還元の対象店は含めない。 コンビニや飲食店のタッチ決済上乗せなどは、使う人だけのボーナスです。
- 投資の利益は含めない。 ここで数えるのは積立に付くポイントだけ。投資信託は元本保証ではありません。
- スーパー・通信費も同じ12万円の内訳。 二重計上せず、カード明細の合計で毎月確認します。
5大経済圏を同じ家計で計算した結果
| 経済圏 | 買い物・生活費 | 光熱費 | 積立 | 年間合計 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天 | 102,000円×1% | 18,000円×0.2% | 月100pt | 13,872pt |
| PayPay | 102,000円×1% | 18,000円×0.5% | 加算なし | 13,320pt |
| dポイント | 102,000円×1% | 18,000円×0.5% | 加算なし | 13,320pt |
| au | 120,000円×1% | 1%として計算 | 加算なし | 14,400Ponta |
| Vポイント/SBI | 120,000円×0.5% | 0.5%として計算 | 月100pt | 8,400pt |
通常の買い物102,000円と光熱費18,000円を分け、2026年7月時点の基本付与率で計算しました。交通系ICチャージ、税金、一部収納代行などはカードごとに対象外となるため、実際の家計ではさらに下がる場合があります。
なぜ横並びにならない?
同じ1%カードでも、公共料金の付与率が違うためです。dカードとPayPayカードは公共料金が0.5%、楽天カードは対象の公共料金が500円につき1ポイント、au PAYカードは原則1%です。したがって、この家計ではauが最も高くなります。ただし、対象外の料金や加盟店があるため、契約中の電気・ガス会社を公式一覧で確認してください。
PayPayは「還元率」より使える店の多さで選ぶ
PayPayカードをPayPayクレジットで使う基本形は1%の案内です。PayPayステップでは、本人確認のうえで月30回・10万円以上の決済などの条件を満たすと上乗せがありますが、達成のために細かい決済を増やすのは本末転倒です。普段の決済だけで届く月だけ、追加分を受け取る考え方が向いています。
PayPay経済圏の作り方と生活費シミュレーションで、残高・クレジット・ポイント利用の違いも確認できます。
dポイントはd払いとdカードを二重に数えない
この比較では、還元が読みやすいdカードの通常利用1%だけを採用しました。d払いの街での基本還元は0.5%で、ランクや契約状況により特典が加わります。だから「d払いなら必ずカードより得」とは言えません。提示ポイント、d払いの決済ポイント、dカードの利用ポイント、キャンペーンは別々に確認してください。
dポイント経済圏の作り方と生活費シミュレーションでは、まず何を連携すればよいかを順番に整理しています。
au・Pontaはポイントの使い道が家計に合うかを見る
au PAYカードは通常100円ごとに1Pontaポイントの案内で、Pontaは1ポイント1円相当として使えます。au PAY、Ponta加盟店、au・UQ mobileを使う家庭なら、還元額が横並びでも管理が一つにまとまるのが強みです。一方で、料金プランやゴールドカードを追加する時は、月額・年会費の差額を先に計算しましょう。
au経済圏の作り方と生活費シミュレーションで、au IDとPontaを無理なくつなぐ方法を紹介しています。
Vポイント・SBIは「高還元だけ」を見ない
三井住友カードは、セブン‐イレブンで対象カードをスマホのタッチ決済にすると、通常の対象カードは最大10%、Oliveフレキシブルペイのクレジットモードは最大11%の案内があります。カード現物のタッチ決済、iD、差し込み、磁気取引は対象外です。最大還元にはセブン‐イレブンアプリでのVポイント設定や会員コード提示なども必要になるため、レジへ行く前に設定を済ませます。
この高還元を全員共通の基本比較へ混ぜると不公平になるため、上の5大経済圏表は通常利用0.5%と積立0.5%だけで比較しています。ただし、セブン利用が多い人には結果を変えるほど大きいため、次の生活パターンで別に計算します。
セブンを月1万円使う人の年間シミュレーション
月12万円のキャッシュレス支出のうち、セブン‐イレブンが月1万円、その他が月11万円とします。すでに買う物だけを対象にし、キャンペーンや家族ポイント、Vポイントアッププログラムの追加条件は加えていません。
| 使い方 | 月の計算 | 年間目安 | 基本比較との差 |
|---|---|---|---|
| Vポイントに一本化 通常の対象カード |
その他 110,000円 x 0.5% = 550pt セブン 10,000円 x 最大10% = 1,000pt SBI証券積立 = 100pt |
19,800pt | 基本の8,400ptより +11,400pt |
| Vポイントに一本化 Oliveクレジットモード |
その他 110,000円 x 0.5% = 550pt セブン 10,000円 x 最大11% = 1,100pt SBI証券積立 = 100pt |
21,000pt | 基本の8,400ptより +12,600pt |
| 主軸1% + セブンだけVポイント 通常の対象カード |
その他 110,000円 x 1% = 1,100pt相当 セブン 10,000円 x 最大10% = 1,000pt |
25,200pt相当 | 全額1%の14,400ptより +10,800pt |
| 主軸1% + セブンだけVポイント Oliveクレジットモード |
その他 110,000円 x 1% = 1,100pt相当 セブン 10,000円 x 最大11% = 1,100pt |
26,400pt相当 | 全額1%の14,400ptより +12,000pt |
この家計の答え: セブン利用が多いなら、Vポイント経済圏は有力です。ただし最も還元額が高いのは、固定費やスーパーまで無理に0.5%のカードへ寄せる形ではなく、その他を使いやすい1%の主軸決済にまとめ、セブンだけ三井住友カード/Oliveへ切り替える併用型です。
Vポイント・SBI経済圏の作り方と生活費シミュレーションでは、Olive・カード・SBI証券を始める前の確認点をまとめています。
家計別: どれを選べばいい?
| あなたの暮らし | まず比較する経済圏 | 理由 |
|---|---|---|
| ネットで日用品を買い、投信積立もする | 楽天 | カード・楽天市場・証券のつながりを作りやすい |
| 近所でQR決済をよく使い、支払いをアプリで見たい | PayPay | PayPay加盟店での日常決済をまとめやすい |
| dポイント加盟店、ドコモ系サービスを使う | dポイント | 提示と決済を習慣にしやすい |
| Pontaを使い、au・UQやau PAYにも抵抗がない | au・Ponta | ポイントを使う場所までイメージしやすい |
| 対象店のタッチ決済とSBI証券をすでに使う | Vポイント・SBI | 対象店の上乗せを無理なく受けやすい |
最強の考え方: 主軸は一つ、店別の例外は二つまで
ポイントを本当に家計の味方にするなら、五つの経済圏を同じ熱量で追いかけないことです。主軸を一つ決め、明確に得する店だけを例外にする「主軸 + サブ決済」の形が、主婦にも会社員にも続きます。
おすすめの配分
| 主軸 80〜90% | スーパー、ドラッグストア、スマホ・光熱費など、毎月必ず出る支出を一つの経済圏へ集約する |
|---|---|
| 例外 10〜20% | 楽天市場の計画購入、対象コンビニ・飲食店のVポイントなど、条件と店が明確な時だけ使い分ける |
| 使わない選択 | 還元のために遠い店へ行く、不要なサブスクを契約する、少額決済を増やして条件を追うこと |
| 支出・場面 | 主軸にする決済 | 例外として使う時 | 注意 |
|---|---|---|---|
| スーパー・ドラッグストア | 一番よく行く店で使いやすい経済圏のカード・QR決済 | 店の会員値引きや現金特価が明らかに上回る時 | ポイント率より、クーポン後の総額と予算を優先 |
| スマホ・光熱費・回線 | 主軸カードに集約 | カードごとの対象外・還元率低下を確認できた時だけ変更 | ポイント目当てで料金プランを上げない |
| 楽天市場での日用品 | 主軸は変えず、楽天で必要な物を計画購入する時だけ楽天カード | 送料込み・他店比較後に楽天が安い時 | 買い回りのために予定外の品を足さない |
| 対象コンビニ・飲食店 | 普段は主軸決済 | 三井住友カード/Oliveの対象カードを、スマホのタッチ決済など公式条件どおりに使える時 | 対象店、支払い方法、カードの種類で還元率が変わる |
セブン‐イレブンとVポイントの正しい使い分け
セブン‐イレブンでは、三井住友カード/Oliveをスマホのタッチ決済で使うと、通常の対象カードで最大10%、Oliveクレジットモードで最大11%を狙えます。対象の買い物には有力なサブ決済です。セブン‐イレブンアプリのVポイント設定・会員コード提示を済ませ、会計では「クレジットカード」を選びます。カード現物、iD、差し込みでは同じ還元になりません。
つまり、会社員なら「普段の固定費は主軸カード」「昼食・コーヒーなど対象のコンビニ利用だけVポイント」、主婦・子育て家庭なら「スーパーは総額が安い主軸決済」「楽天市場は計画購入だけ楽天」のように、例外を二つまでに留めるのが現実的です。
結論: 年間ポイントより、使い分けが続く形を優先しよう
今回の基本還元だけの差は、年間で最大6,000ptです。これは大切な差ですが、ポイントのために通信や証券、買い物先をすべて変えるほど大きいとは限りません。まずはスーパー45,000円、スマホ・光熱費35,000円など、毎月必ず出る支出から一つの決済に寄せる。そこに、楽天市場や対象コンビニのような「明確に得する例外」だけを足す。この二段構えが、いちばん取りこぼしが少なく、家計も崩れません。
この記事で確認した一次情報
- 楽天カード公式: 楽天ポイントの貯め方
- 楽天証券公式: クレカ積立
- PayPay公式: PayPayカード
- dカード公式: dポイント
- au公式: au PAYカード
- 三井住友カード公式: Vポイント
- 三井住友カード公式: SBI証券のつみたて投資
- 三井住友カード公式: セブン‐イレブンでのVポイント特典と適用条件
- 三井住友カード公式: セブン‐イレブンで最大11%還元
- イオンカード公式: 毎月20日・30日のお客さま感謝デー
- ウエルシア薬局公式: 毎月20日のWAON POINT利用
- JRE POINT公式: モバイルSuica・ビューカードの還元
- 楽天カード公式: 公共料金など還元率が異なる利用先
- PayPayカード公式: 公共料金・継続決済
- au公式: au PAYカードの公共料金支払い