お金を借りる安全な場所は?即日で借りられる消費者金融を調べる方法

お金を借りる安全な場所は?即日で借りられる消費者金融を探す方法
お金を借りるのに安全な場所、即日で借りられる金融機関をどう探していいのかわからない場合に、ひとりで探せる方法を解説します。
安全な金融機関といえば銀行。でも、即日で借りられるなら消費者金融のほうが早いですね。
その消費者金融を選ぶ基準として、自分で最低限調べておきたいのが「財務局や都道府県に登録している貸金業者」と「資金業協会に所属している貸金業者」であることです。
めんどうな印象を受けるかもしれませんが、ネットですぐに調べられるほど簡単ですから、借り入れする前に必ずチェックしておいてください。
危険な貸金業者としてたびたび報道される闇金は、ダイレクトメール、SNS、チラシ、張り紙などを利用して近づいてきますから、絶対に連絡をとらないことです。
心のスキをつかれて関わってしまわないように、闇金の可能性が高い貸金業者の傾向も解説します。
目次
安全な消費者金融と違法な貸金業者の見分け方
財務局・都道府県に登録のある業者
貸金業者は営業所の所在地を管轄する財務局長又は都道府県知事の登録を受けなければならないことになっています。
これから借金しようと考えている貸金業者が、正式に登録を受けた業者なのかどうか、知ることができればまずは安心ですよね。
その確認ができるのが、金融庁のホームページなんですね。「登録貸金業者情報検索サービス」という検索ページがあり、ここで業者の登録を確認できます。
ここで登録の確認ができない業者からは借入れしないようにしましょう。
日本貸金業協会に登録のある業者
貸金業界には「日本貸金業協会」という自主規制機関があります。
大手消費者金融から街の小さな消費者金融まで業者が登録されていて、広告や勧誘方法に基準を設けたり、取立て行為に関する規則も定めたりしています。
さらに、協会内で監査が行われたうえで違反した業者は処分され、反社会的勢力排除も徹底されています。
ホームページの「会員検索ページ」にアクセスすれば協会員を検索できますから、ここの協会員から選べばさらに安心というわけです。
日本貸金業協会のくわしい解説はこちらにあります。
安全にお金を借りたいなら、危険な業者の傾向を知ろう
これまでにあげた2箇所に登録している業者なら、一般的に心配がないとされますが、貸金業者のなかにはネットで申請を申込んだ直後に、複数の別の業者から連絡がくるケースが多々あります。
個人情報があちこちに流れているということですから、この時点で警戒しなければなりません。
ダイレクトメール、SNSのメールで融資の案内を送ってくる業者もいます。
万が一、そのような状況になっても、そのようなところでは絶対に借りたりしないことです。
違法性のある貸金業者の傾向を紹介しますので、絶対に近づかないようにしてくださいね。
利息が年間20%を超える
日本では消費者を保護するために、利息制限法という法律によって借入金額ごとの上限金利が決められています。
元本額が10万円未満の借金は年20パーセントまで
元本額が100万円未満の借金は年18パーセントまで
元本額が100万円以上の借金は年15パーセントまで
貸金業者はこの上限金利で貸付けを行わなければならず、これを超える金利は超過した金利分が無効となり、行政処分の対象にもなります。
また、出資法という法律もあり、上限金利の20%を超える金利をとった業者は、きびしい刑事罰の対象となります。
20%を超える利息を請求してくるのは違法業者です。
連絡先が固定電話でなく携帯番号
通称、「090金融(ゼロキューゼロきんゆう)」と言われる違法な貸金業者もいます。
固定電話や事務所を持たずに、連絡先が090・080・070で始まる携帯電話でやり取りを行う金融会社で、ダイレクトメール、SNSのメール、チラシ広告で「即日融資」「ブラックOK」と宣伝しています。
日本で貸金業をするには必ず「固定電話の番号」で登録しなければなりません。
貸金業法でも宣伝広告をするときには、登録された固定電話の番号だけを掲載しなければならないと義務付けられています。
090金融は連絡を取っただけで契約が成立したとされて、一方的に返済や手数料の振り込みを請求されたりするケースもあります。
また、個人情報の流出、厳しい取り立てなど、違法性、危険性ともに大きな問題となっていますが、なかなか取り締まりがむずかしいという現実もあるので、まずは自分で注意する必要があります。
年金受給者でもお金を借りられる場所は
年金を担保にお金を貸すのが法律で認められているのは、独立行政法人福祉医療機構の「年金担保貸付制度・労災年金担保貸付制度」だけです。
この制度がつくられた背景には、高齢の年金受給者がお金が必要となったときに資金を用意できず、悪質な貸金業者から高利の貸付を受けた結果、生活の困窮を招いた時代があったためでした。
そこで、現在は厚生労働省が管轄となっている「独立行政法人福祉医療機構」が年金を担保として、一時的に小口の資金を融資しているわけですね。
年金の担保貸付制度についてはこちらを参考にしてください。
闇金のなかには、年金受給者に高利で融資を行う業者もいます。
年金証書や年金が振り込まれる口座の預金通帳、キャッシュカードなどを取り上げ、年金振込口座を管理するといったもので、事実上、年金を担保とした貸付です。
年金受給者の「老後破産」という問題も深刻になっています。闇金に関わればその危険を一気に高めてしまいます。
お金を借りるのがどうしてもむずかしい場合には、弁護士や司法書士に相談しながら、任意整理という道も考えてみる必要があるかもしれません。
安全に借りるなら、まずは貸金業者を調べて、登録外の業者の誘いには一切乗らず、公的機関である社会福祉協議会の窓口などで相談してみましょう。
とはいえ、利用してしまった人のなかには「わかっていたのに、ほかで借りられずについ頼ってしまった」という人がほとんど。
万が一、連絡をとってしまって危険な状況になったら、すぐに弁護士に相談してください。
お金を借りる安全な貸金業者を調べる方法・まとめ
お金を借りるのに安全な場所、即日で借りられる消費者金融を選ぶ目安は、「財務局や都道府県に登録している貸金業者」と「資金業協会に所属している貸金業者」であることです。
ネットですぐに調べられるほど簡単ですから、借り入れする前に必ずチェックしておいてください。
財務局・都道府県に登録のある業者
貸金業者は営業所の所在地を管轄する財務局長又は都道府県知事の登録を受けなければならないことになっています。
正式に登録を受けた業者なのかどうかは、金融庁のホームページで確認できます。
ここで登録の確認ができない業者からは借入れしないようにしましょう。
日本貸金業協会に登録のある業者
貸金業界には「日本貸金業協会」という自主規制機関があり、大手消費者金融から小さな消費者金融まで業者が登録されています。
広告や勧誘方法に基準を設け、取立て行為に関する規則も定めたうえで、協会内で監査も行われています。
違反した業者は処分され、反社会的勢力排除も徹底されているので、貸金業協会の登録業者から選びましょう。
ホームページの「会員検索ページ」で協会員を検索できます。
危険な業者の傾向を知ろう
違法性のある貸金業者の傾向も紹介しますので、絶対に近づかないようにしてください。
利息が年間20%を超える
利息制限法という法律により、借入金額ごとの上限金利は年15%から年20%と決められています。
また、出資法という法律では、上限金利の20%を超える金利をとった業者は、きびしい刑事罰の対象となります。
20%を超える利息を請求してくるのは違法業者です。
連絡先が固定電話でなく携帯番号
通称、「090金融(ゼロキューゼロきんゆう)」と言われる違法な貸金業者です。
日本で貸金業をするには必ず「固定電話の番号」で登録して、その番号で宣伝広告をしなければならないと義務付けられています。
090金融は連絡を取っただけで契約が成立したとされて、一方的に返済を迫られるケースのほか、個人情報の流出、厳しい取り立てなど、違法性、危険性ともに大きな問題となっています。
年金受給者でも簡単にお金を借りられる
年金を担保にお金を貸すのが法律で認められているのは、独立行政法人福祉医療機構の「年金担保貸付制度・労災年金担保貸付制度」だけです。
闇金のなかには、年金受給者に高利で融資を行う業者もいます。
年金証書や年金が振り込まれる口座の預金通帳、キャッシュカードなどを取り上げ、年金振込口座を管理するといった方法がとられます。
お金を安全に借りるなら、まずは「登録貸金業者情報検索サービス」と「日本貸金業協会の会員検索ページ」で貸金業者を調べましょう。
そして、そのほかの貸金業者の誘いには一切乗らず、社会福祉協議会の窓口などで相談してみましょう。
万が一、闇金業者に連絡をとってしまって危険な状況になったら、すぐに弁護士に相談してください。