順張りの原則は「強いものを買う」。だが強さは測って初めて分かり、資金は絶えずセクター間を回転している。このモニターは、株・暗号資産・コモディティの各セクターの強さを4つの時間軸で計測し、資金の流入・流出をひと目で示す。
株価は正義
相場観で逆張りするのではなく、実際に上げているものに従う——値動きこそが真実。エミン×テスタ「株価は正義」の回で語られたモメンタム戦略の核を、4つの原則に落としてこのモニターに組み込んだ。
相場観で逆張りせず、上げているものを買う。=順張り。
強い順にセクター・銘柄を並べ、モメンタム上位に絞る。
短期(1週)と中長期(3ヶ月)が両方強いものを狙う。
モメンタムは急反転する。勢いの切れた旧主役は追わない。
狙いは短期の爆発力 × 中長期の安定性が重なる場所。
緑ほど資金が流入(強い)、赤ほど流出(弱い)。色の濃さが勢いの強さ。
3ヶ月◎なのに1週×=天井圏で資金が抜け始めた⚠ 反転注意(=ドローダウンの芽)。逆に3ヶ月△でも1週◎=新しい主役候補。順張りは後者に乗る。
計測中…
「この波はいつ始まり、この先どっちに動きそうか」を一目で。見通しは過去2年・約1.2万サンプルのバックテストで検証し、実際に効いたサイン(順張り継続・売られすぎ反発)だけに絞っています。開始は直近の押し安値/戻り高値から算出(事実)、バーの長さ=トレンドの長さ。
強い × 加速中 × 反転フラグなし。順張りの本命。
勢いが切れた旧主役、または資金流出が続くもの。
モメンタムの最大の弱点はイベントでの急反転。強いセクターほど、直近のイベント通過はリスクにも好機にもなる。直近の重要イベントを日付つきで自動表示し、監視すべき型もあわせて整理した。
直近の重要イベント(カウントダウン)
※日付はFRB公表スケジュールと定例ルール(雇用統計=第1金曜、CPI=第2水曜、EIA=水・木、メジャーSQ=第3金曜)から自動算出。CPIや祝日週は前後する場合があります。
市場別・監視すべきイベントの型
モメンタムは過去、季節性は周期。ここはフォワードルッキング——予測市場でお金を賭けた群衆が、次のイベントをどう見ているか。トレンド転換の引き金になるマクロの「織り込み度」が読める。数値はライブ確率(賭け金による加重)。
3市場に共通して、資金はこれまでの主役(高ベータ・投機色の強いもの)から抜け、より堅い・実需のあるものへ回転している。リスクオフ気味のローテーションだ。順張りの実戦では、崩れた旧主役を追わず、この新しい流れの主役に乗る。