FLOW Market Momentum
モメンタム × 順張り × セクターローテーション

資金は、いまどこへ流れているか。

順張りの原則は「強いものを買う」。だが強さは測って初めて分かり、資金は絶えずセクター間を回転している。このモニターは、株・暗号資産・コモディティの各セクターの強さを4つの時間軸で計測し、資金の流入・流出をひと目で示す。

株価は正義

相場観で逆張りするのではなく、実際に上げているものに従う——値動きこそが真実。エミン×テスタ「株価は正義」の回で語られたモメンタム戦略の核を、4つの原則に落としてこのモニターに組み込んだ。

原則 01

値動きに従う

相場観で逆張りせず、上げているものを買う。=順張り。

原則 02

勢いをつかむ

強い順にセクター・銘柄を並べ、モメンタム上位に絞る。

原則 03

爆発力 × 安定性

短期(1週)と中長期(3ヶ月)が両方強いものを狙う。

原則 04

ドローダウン管理

モメンタムは急反転する。勢いの切れた旧主役は追わない。

着想:エミン×テスタ「株価は正義」(YouTube) ↗
読み方

3つの視点で「回転」を捉える

① 4つの時間軸

  • 1日その日のノイズ
  • 1週短期の爆発力
  • 1ヶ月いまのトレンド
  • 3ヶ月中長期の安定性

狙いは短期の爆発力 × 中長期の安定性が重なる場所。

② 色=資金の向き

緑ほど資金が流入(強い)、赤ほど流出(弱い)。色の濃さが勢いの強さ。

−20% +20%

③ ローテーションと反転

3ヶ月◎なのに1週×=天井圏で資金が抜け始めた⚠ 反転注意(=ドローダウンの芽)。逆に3ヶ月△でも1週◎=新しい主役候補。順張りは後者に乗る。

全市場サマリー

いまの資金の総意

リスクオフ守りへ リスクオン攻めへ

計測中…

トレンドの寿命

いつ始まり、どの段階か

「この波はいつ始まり、この先どっちに動きそうか」を一目で。見通しは過去2年・約1.2万サンプルのバックテストで検証し、実際に効いたサイン(順張り継続・売られすぎ反発)だけに絞っています。開始は直近の押し安値/戻り高値から算出(事実)、バーの長さ=トレンドの長さ。

↗ 上昇が続きそう ↘ 下落が続きそう ↗ 売られすぎ→反発(検証で最強)
見通しは過去2年・約1.2万サンプルの検証に基づく(順張り継続と売られすぎ反発が有効。「過熱→反落」「転換の兆し」は無効・逆効果と判明したため撤去)。あくまで確率的な傾向で、実際の引き金は多くの場合イベント(下の「イベント・レーダー」)。手数料・相場局面により変動。
今週の順張りショートリスト

データが選ぶ「乗る/退く」

◎ 乗る候補

強い × 加速中 × 反転フラグなし。順張りの本命。

    ⚠ 退く・触らない候補

    勢いが切れた旧主役、または資金流出が続くもの。

      イベント・レーダー

      順張りを揺らす「次のきっかけ」

      モメンタムの最大の弱点はイベントでの急反転。強いセクターほど、直近のイベント通過はリスクにも好機にもなる。直近の重要イベントを日付つきで自動表示し、監視すべき型もあわせて整理した。

      直近の重要イベント(カウントダウン)

      ※日付はFRB公表スケジュールと定例ルール(雇用統計=第1金曜、CPI=第2水曜、EIA=水・木、メジャーSQ=第3金曜)から自動算出。CPIや祝日週は前後する場合があります。

      市場別・監視すべきイベントの型

      株式

      • 金融政策FOMC・CPI・雇用統計/金利敏感な金融・不動産・公益に直撃
      • 決算決算シーズン/主役セクター(ヘルスケア・金融)の個別決算で勢いが試される
      • 半導体主要半導体の決算・ガイダンス/反転注意中のセクターの底/追撃の分岐点
      FOMC・CPI・雇用統計の直近日程は上の日程表に自動表示。決算は個別銘柄で変動。

      暗号資産

      • 需給大型トークンのアンロック/供給増で勢いが折れやすい
      • 資金ETF資金フロー・機関動向/L1・RWAへの資金の蛇口
      • 規制規制・法整備ニュース/セクター全体のリスクオン/オフを一変させる
      アンロック・ETF資金フローは銘柄ごとに変動(個別に確認)。

      コモディティ

      • 在庫原油・天然ガス在庫統計(EIA)/エネルギーの週次の勢いを決める
      • 需給穀物需給レポート(WASDE)/小麦・トウモロコシの材料
      • 為替ドル指数・実質金利/貴金属(金・銀)の重し
      EIA在庫(原油・天然ガス)は上の日程表に自動表示。WASDEは毎月中旬頃。
      予測市場(Polymarket)

      群衆が見ている「未来」

      モメンタムは過去、季節性は周期。ここはフォワードルッキング——予測市場でお金を賭けた群衆が、次のイベントをどう見ているか。トレンド転換の引き金になるマクロの「織り込み度」が読める。数値はライブ確率(賭け金による加重)。

      3市場 横断総括

      3市場に共通して、資金はこれまでの主役(高ベータ・投機色の強いもの)から抜け、より堅い・実需のあるものへ回転している。リスクオフ気味のローテーションだ。順張りの実戦では、崩れた旧主役を追わず、この新しい流れの主役に乗る。