【2026年7月最新】新NISAの証券会社おすすめ3社を比較|初心者はSBI・楽天・マネックスのどれ?
この記事を書いた人:蓮(証券・クレカ比較担当)
通勤中でも判断できるように、数字、条件、リスクの順で整理します。大きな還元率ほど、通常カードで達成できる条件かを先に確認します。
朝の電車で数字を眺めていると、特典より先に「条件はいくつあるか」が気になります。
新NISAを始めたい。でも、SBI証券、楽天証券、マネックス証券のどれを選べばいいのか分からない。そんな初心者向けに、2026年7月24日時点の公式情報を比較しました。
先に結論です。全員に共通する1位はありません。商品とサービスの選択肢を広く持ちたいならSBI証券、楽天カードと楽天ポイントを日常的に使うなら楽天証券、dカード・JCB・マネックスカードや米国株情報を重視するならマネックス証券が候補になります。
30秒で分かる選び方
- SBI証券:商品やポイントの選択肢を広く持ちたい
- 楽天証券:楽天カードを使い、条件をシンプルに管理したい
- マネックス証券:dカード・JCB・マネックスカード、米国株情報を活用したい
新NISAの証券会社3社を比較
星の数だけでは理由が分からないため、初心者が実際に迷いやすい項目で並べます。
| 比較項目 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
|---|---|---|---|
| 向いている人 | 選択肢を広く持ちたい人 | 楽天サービス利用者 | dカード・JCB利用者、米国株も調べたい人 |
| クレカ積立上限 | 月10万円 | 月10万円 | 月10万円 |
| 年会費無料カードの代表例 | 三井住友カード(NL)は、入会2年目以降、年間利用10万円以上で0.5%。10万円未満は0% | 楽天カードは、低コスト投信を含む代行手数料年0.4%未満のファンドで0.5% | マネックスカードは5万円以下の部分が1.1%。10万円積立時は合計730ポイント |
| 積立で貯まる主なポイント | Vポイント | 楽天ポイント | dポイント、J-POINT、マネックスポイント |
| NISAの株式売買手数料 | 国内株式、米国株式・海外ETFは無料。対象・例外あり | 国内株式、米国株式、海外ETF、投資信託は無料。スプレッド等は別 | 日本株、米国株、中国株、投資信託は無料。株式は現物取引 |
| 注意点 | カード還元は年間利用条件があり、積立額は判定対象外 | 還元率はカード種類とファンドで変わる | 2026年10月からマネックスカードの還元条件が変更予定 |
クレカ積立の還元率は、キャンペーン上乗せを含めない通常条件の代表例です。カード種類、入会年、年間・月間のショッピング利用額、積立額、対象ファンドで変わります。
最初に知っておきたい新NISAの基本
金融庁によると、新NISAは2024年に始まった恒久的な制度です。つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円で併用でき、非課税保有限度額は合計1,800万円です。
| 項目 | 制度の内容 |
|---|---|
| 年間投資枠 | つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円 |
| 非課税保有限度額 | 合計1,800万円。うち成長投資枠は1,200万円まで |
| 非課税保有期間 | 無期限 |
| 口座数 | 同一年に利用できるNISA口座は1人1口座 |
| 金融機関の変更 | 年単位で可能。ただし、その年にすでに買付済みの場合など制約あり |
証券総合口座は複数社で開設できますが、NISA口座は同じ年に複数社で同時利用できません。あとから変更できますが手続きと時期の制約があるため、最初に「自分が続けやすい仕組み」を比べることが大切です。
SBI証券が向いている人
SBI証券は、投資信託から国内株、米国株・海外ETFまで選択肢を広く持ちたい人の有力候補です。NISA預かりの米国株式・海外ETFは、売買手数料無料の対象です。
SBI証券のメリット
- 投資信託、国内株、米国株・海外ETFまで一つの口座で検討しやすい
- 三井住友カードによる月10万円までのクレカ積立に対応
- クレカ積立とは別に、対象投資信託の保有でポイントが付く投信マイレージがある
- Vポイントを投資信託の購入に利用できる
SBI証券の注意点
三井住友カード(NL)は年会費無料ですが、入会2年目以降のクレカ積立還元は、積立以外の年間カード利用額が10万円以上なら0.5%、10万円未満なら0%です。クレカ積立そのものは年間利用額の判定に含まれません。
また、カード種類や入会年、年間利用額によって還元率が変わります。「最大4%」などの表示だけで選ばず、自分が持つカードの通常条件を確認してください。
楽天証券が向いている人
楽天証券は、楽天カードと楽天ポイントを日常的に使う人に分かりやすい組み合わせです。楽天カードのクレカ積立は月100円から10万円まで設定でき、年間カード利用額による還元条件はありません。
楽天証券のメリット
- 一般の楽天カードでも、低コスト投信を含む対象ファンドで通常0.5%還元
- 楽天ポイントを投資信託などの購入に利用できる
- NISAの国内株式、米国株式、海外ETF、投資信託の売買手数料が無料
- 楽天市場などを含め、楽天ポイントの入口と出口をまとめやすい
楽天証券の注意点
2026年7月21日時点で、代行手数料が年0.4%未満のファンドは、一般楽天カード0.5%、楽天ゴールドカード0.75%、楽天プレミアムカード1%、楽天ブラックカード2%です。年会費のあるカードへ変更しても、積立ポイントだけで年会費を回収できるとは限りません。
「楽天だから常に1%」ではありません。カード種類と購入するファンドを決めてから還元率を確認します。
マネックス証券が向いている人
マネックス証券は、クレカ積立で使えるカードの選択肢と、米国株・分析情報を重視する人の候補です。NISAでは日本株、米国株、中国株、投資信託の売買手数料が無料です。株式は現物取引が対象です。
マネックス証券のメリット
- dカード、JCBオリジナルシリーズ、マネックスカードのクレカ積立に対応
- マネックスカードは5万円以下の積立部分が1.1%還元
- 米国株・中国株もNISAの成長投資枠で検討できる
- 銘柄分析や投資情報を重視する人にも選択肢がある
マネックス証券の注意点
「最大3.1%」は、対象となるdカードの種類やNISA口座などの条件を満たした場合です。全員に適用される還元率ではありません。
マネックスカードは、現在5万円以下1.1%、5万円超〜7万円以下0.6%、7万円超〜10万円以下0.2%です。月10万円積み立てる場合のポイントは合計730ポイントになります。
2026年10月買付分から条件変更が予定されています。積立以外の月間カードショッピングが1万円未満の場合は還元率0%となり、1万円以上5万円未満では従来の半分、5万円以上で従来と同率です。一方、カード年会費は2026年10月27日引き落とし分から永年無料になる予定です。
3問で分かる、初心者の選び方
- 普段使うカードはどれ?
三井住友カードならSBI証券、楽天カードなら楽天証券、dカード・JCBならマネックス証券から確認すると条件を絞れます。 - 積立以外に何を買う?
投資信託だけか、国内株・米国株まで使うかを決め、希望商品がNISA対象か確認します。 - ポイント条件を毎年管理できる?
年間利用条件を管理したくないなら、最高還元率より条件の単純さを優先します。
月5万円・10万円ならポイントはいくら?
年会費無料カードの代表的な通常条件で単純計算します。運用益ではなく、クレカ積立で付与されるポイントの比較です。
| 証券会社・カード例 | 月5万円 | 月10万円 | 主な条件 |
|---|---|---|---|
| SBI証券・三井住友カード(NL) | 250ポイント相当 | 500ポイント相当 | 入会2年目以降は積立以外の年間利用10万円以上。未満は0 |
| 楽天証券・楽天カード | 250ポイント | 500ポイント | 代行手数料年0.4%未満のファンド。年間利用条件なし |
| マネックス証券・マネックスカード | 550ポイント | 730ポイント | 2026年9月買付分までの現行条件。10月から変更予定 |
ポイント差だけでなく、カード年会費、普段の買い物条件、投資信託の信託報酬、売却時の費用も含めて判断してください。ポイント制度は変更されますが、保有する投資信託は長く付き合う可能性があります。
初心者が投資信託を選ぶ前に見る項目
「人気だから」「ポイントが付くから」だけで商品を決める必要はありません。金融庁は資産形成の基本として長期・積立・分散を案内しています。
| 確認項目 | 見る理由 |
|---|---|
| 投資対象 | 全世界株式、米国株式、国内外の複数資産など、値動きの原因が変わる |
| 信託報酬 | 保有している間、継続して負担するコスト |
| 為替リスク | 海外資産は、株価だけでなく円高・円安の影響も受ける |
| 純資産・運用実績 | 運用の規模や指数との連動状況を確認する材料 |
| 使うまでの期間 | 近く使う生活費や教育費を、値動きの大きい商品へ入れないため |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドなどは比較対象になりやすい商品です。しかし、名称が有名なことと、各家庭に適していることは別です。目論見書で投資対象、リスク、信託報酬を確認します。
よくある質問
新NISAはどの証券会社でも同じですか?
非課税枠などの制度は同じです。取扱商品、クレカ積立、ポイント、アプリ、サポート、外国株サービスなどは金融機関によって異なります。
証券口座は複数作れますか?
証券総合口座は複数社で開設できます。ただし、同一年に利用できるNISA口座は1人1口座です。
NISAの金融機関は変更できますか?
年単位で変更できます。変更したい年の前年10月1日から、その年の9月30日までが手続き期間です。ただし、その年に変更前のNISA口座ですでに買付している場合、その年分は変更できません。
初心者はSBI証券と楽天証券のどちらがいいですか?
三井住友カード・Vポイントを使い、商品やサービスの選択肢を広く持ちたいならSBI証券が候補です。楽天カード・楽天ポイントを使い、年間カード利用条件を管理せず積み立てたいなら楽天証券が候補です。商品を決める前に、普段使うカードと積立額で実際の還元率を計算してください。
口座開設したら、すぐ満額を投資すべきですか?
満額を使う義務はありません。NISAは元本保証ではなく、損失が出る可能性があります。近く使うお金を分け、家計で無理なく続けられる金額から検討します。
まとめ:ポイントより、続けやすい組み合わせを選ぶ
- SBI証券:選択肢の広さとVポイントを重視
- 楽天証券:楽天カード・楽天ポイントと条件の分かりやすさを重視
- マネックス証券:複数の対応カードと米国株情報を重視
クレカ積立のポイントは魅力ですが、制度変更もあります。最後は「積立以外の条件を無理なく満たせるか」「買いたい商品があるか」「10年以上続けられる画面と仕組みか」で選ぶと、広告の最大還元率に振り回されにくくなります。
あわせて読みたい
公式情報の確認日:2026年7月24日
ご注意:この記事は一般的な情報提供を目的とし、特定の証券会社・金融商品への勧誘、個別の投資助言、利益の保証ではありません。投資には元本割れの可能性があります。口座開設や投資の前に、各社の最新の公式情報、手数料、商品説明書、目論見書をご確認ください。